【CL準々決勝 19/20 バイエルンVSバルセロナ】
【得点差の差】
大会形式が変わり一発勝負というファンにとっては、面白い形になった。だからバイエルンの戦い方はあのようになったのか?
試合開始からバイエルンはハイプレスで敵陣エリアでボールを奪いに行った。的確なプレスにハマってしまったバルセロナはボールロストを繰り返し何度もチャンスを作られ得点を与えてしまった。
前半に何回か見られたシーンだがハイプレスでくるバイエルンに対し何度かカウンターに成功したバルセロナだったが、フィニッシュが出来なかった。その姿勢が1点目のオウンゴールを誘ったが続かなかった。決められる時に決めないと試合の流れが相手側に傾いてしまうのだと改めて実感した。
試合を決めたと思うのが4-2、スアレスが得点し反撃開始かと思われた時間帯、
バイエルンのデイヴィーズが左サイドから個の力で中にするすると侵入し、キミッヒのゴールを御膳立てた。時間帯、やられかた、バルセロナにとっては最悪だった。
試合が進むにつれてバルセロナ全体に諦めモードが蔓延し、そこから3得点、ダメ押しゴール+屈辱的ゴールとでも言っておこう。皮肉にも全ての得点にかつて所属していたコウチーニョが関わっていた。
さてバルセロナはいよいよチームの大改革にメスを入れることはできるのか。フロントの崩壊がチームの崩壊につながる。今年の補強はどうなるのか、注目したい。